競輪は文化

【競輪は文化】(1)まさに「一寸先は闇」の世界 (1/2ページ)
【競輪は文化】(1)まさに「一寸先は闇」の世界 (2/2ページ)

 競輪は文化と持ち上げてくれておきながら「一寸先は闇」って、なんですか。変なところでバランス感覚を出さなくてもよろし。

 でも、こういう企画の記事は今までなかったので歓迎したいですね。何回か続くのでしょうが、一回目は映画「競輪上人行状記」が中心です。

最後のシーンを貴重な映像と評するのは、歌手で画家の友川カズキさん(58)だ。
予想屋となったラストシーンだけを何回見たか分からない。あれほど人間の機微を表しているせりふはない。競輪はギャンブルではあるが、文化以外の何ものでもない」

 そのシーンは下の動画の3分過ぎから。

 ほんと、何度見ても素晴らしいですね。競輪客として胸を張ってあれこれ悩まずに生きて打っていきたいと思いますよ。

 
 話は逸れますけど、「ごめんなさいね〜」で一世を風靡した四国の競輪CMは昨年亡くなった市川準監督の作品だったんですね。こちらで知りました(参照)。そう言われればタンスにゴンキンチョールのCMなんかと作風に共通したものがあります。

 東京での追悼上映会(26,27日)ではこのCMも合間に流されるそうです。「競輪上人行状記」同様、競輪文化史上貴重なフィルムですので、ご都合の合う方は観に行かれてはどうでしょうか。