競輪の払戻率の引き下げは平成26年4月から?

 最近は生活環境の変化、Twitter競輪ニュースbotの登場などであまり速報性のある情報が提供できず、存在意義(そんなものがあればですが)が問われていた当ブログですが、久しぶりに興味深いネタを見つけましたので紹介したいと思います。

 http://www.city.kishiwada.osaka.jp/soshiki/53/saiken2012.html

 本日WEBに掲載されました岸和田市公営競技事業所の資料です。1つ目のPDFファイルの最後のところ見てください。見落としそうでしたけどドキッとしましたよ。引用します。

払戻率引き下げ
平成26年4月より払戻金率が 75%から70%へ引き下げ
払戻率引き下げにより収益5%増 (26、27年度については収益5%のうちシステム改修に1%、被災地支援に1%配分)

 法改正後オートレースが早速払戻率を引き下げましたので競輪の動向が注目されていましたが、この話が確かなら再来年の4月からの引き下げということになりましょうか。被災地支援やシステム改修を盛り込んでいることから岸和田単独とは考えられず、横並びに全国的に26年度からの引き下げと思われます。ふむう。

 まだ時間がありますからひっくり返る可能性もないことはないですね。注目されるのは先に引下げたオートレースの経営状況です。オートの経営が引下げによって逆に悪くなれば競輪だってやめとこかということになりますからね。控除率の引き下げには、引き下げショックによる短期的影響と、お客の資金が回らないことによる長期的影響が考えられます。今のところオートの収益がどうなっているのか不勉強にして知らないのですが、最低1年くらいのスパンで見ることが必要でしょう。

 競輪客としてはやはり払戻し率の引下げ、しかも5%という法定上限いっぱいの引下げは勘弁して欲しいです。わたしだって楽しく、長く競輪を打ちたいですもん。払戻し率の引下げで持続可能な競輪事業が可能ならそれでもいいのかもしれませんが、そううまくいきますかどうか。早急な日本全体の景気回復や奇跡的な競輪人気の復活を望みたいところですが…。