なにがなんでも


 今日は、それなりに自信があった1Rと2Rを朝買って、浮いていたら二次予選を打つ計画でした。昼飯食いながら結果見たら・・・あああ。


 1Rはギアを上げた石丸の早捲り/カマシで小川巧狙い。ところが石丸は出切って流してたもんだから外から外から行かれてアウト。ギア上げた意味無し。石丸の負けパターンその1ですね*1。しかし明日も狙う。明日は3車ラインだから躊躇無く行けるはず。・・・朝のレースにものすごく弱いタイプとかじゃないですよね?


 2Rは昨日のレースが見事だった中川が先行体勢に入ったところを稲村がゴチャゴチャ動いて石毛のカマシ/捲りの見立て。しかし中川が前で受けて石毛の押さえ先行になってしまい、サラ脚4番手稲村の捲り追込みが決まる。晴智も調子イマイチですね。


 結局二次予選は買わず。今、ダイジェストを純粋に鑑賞しています。今日の手島は逃げる北日本の4番手をキープして2センターから捲り追込み、ギリギリ頭に届いた。頭しか要らんというレースでしたね。


 これ観て思い出したのが、手島の復帰戦。手島は谷津田将吾-金子真也の3番手だったんだけど、前が動けなかったのか動かなかったのか記憶が定かではないですが最終ホームでは9番手。そしてそこから自分で仕掛け、前8人を捲り切って1着。あのまま9番手にいて谷津田の仕掛けを待っていたらよくて2着まででした。とにかくなにがなんでも1着を獲って、自分を頭で買ってくれている客に恩返ししたいということなのでしょう。ただ、スジでワンツー決めて、より大勢の客を喜ばせようという余裕まではないようです。そらまあ、自分の頭と2着にスジを残すなり連れ込むなりすることを常に意識してレースするのは大変でしょう。


 手島と反対の好例が、今日のマザーレイクカップにも出ていた小嶋敬二さんですね。小嶋の頭ではさほど売れていなかったとはいえ、久々に暴走気味に先行(それで14.0で上がって4着に残るところがまた化け物なのですが)。レース後コメントでも、

「後ろに大勢付いてたし、(山内)卓也にまでチャンスがある仕掛けをしようと思った。」

http://www.nikkan-pro.co.jp/special/2005/0602_miyahai/report/0603/index.html
などとおっしゃっています。小嶋の場合はそういうキャラが確立されていますからそれもまたよしとわたしなどは思うのですが、「最終レース、意外についてる小嶋の頭で一発逆転!」などと考えた客は怒るでしょうな。難しいところです。こういう化け物レースをした次の日の小嶋はよく飛びますが、明日はどうでしょう?

*1:その4くらいまであります