大ギアダッ以下略


 三ツ石康洋のプロフィールを見ると、座右の銘の欄に「人知れず努力」とあります。先に行われた小松島記念の室井竜二の決勝進出インタビューの中でインタビュアーに三ツ石のことを訊かれた室井が「あいつ練習せんから」と語っていましたが、本当のところはどうなんでしょうね。自転車歴が浅い割に3.92のギアを踏みこなすんですから、実は練習しているんでしょうか。ちなみに師匠は数年前に大ギアダッシュ型として旧制度の競走得点で116点くらい持っていた桜井健。そんなわけで三ツ石も陸上出身です。ただし砲丸投げだそうですが。


 今日の防府準決勝戦K坊さんとこのSonic Reportによりますと、三ツ石は4番手奪取からの捲りだったそうです。重いギア踏んでる割に器用なんですよね。


 明日の決勝戦にS級初優勝が掛かります。昇級して半年過ぎましたし、そろそろ優勝が欲しいところ。しかし大ギアダッシュ型は開催前半に好走しても三日目くらいになると脚にキテることが多く、凡走の危険はあります。師匠の桜井健がそうでした。また、同期の井上辰也が地元山口勢を背負っていることで、井上に遠慮してしまうかも・・・そんなタマではないと思いますが。


 例によって電投に弾がないので買い目は控えますが、中国勢を中心に見たいと思います。三ツ石が勝てば素直に祝福しますけど。