下重会長インタビュー


 先週、産経新聞下重暁子会長のインタビューが掲載されていたそうで、友人に記事を見せてもらいました。インタビュアーが昨今の競輪を巡る諸問題についてかなり突っ込んだ質問をしていて読み応えがあります。興味のある方は図書館で読んでみてください。


 一点だけ。交付金問題に関して官僚的答弁に終始していたのは残念でした。昨年度日自振が全国からかき集めた上納金は約300億。競輪場経営を圧迫しています。その軽減を求められていることについては、論旨をすり替えてかわしている印象がありました。まあ、交付金の率に関しては日自振に決定権はないんでしょうが。交付金の用途を経産省が決めているという報道に対して突っ込まれたところ、はっきり否定していましたが、実際はどうなんでしょう。
 

 競輪場の魅力について、この記事では「混沌」と表現なさっていました。その点はごもっともであります。その混沌だったり猥雑だったりする魅力が一般大衆に伝わるか、伝わっても魅力と感じてもらえるかが問題なんでしょうけどね。