日韓競輪その後


 千葉ロッテマリーンズが岡田征陽や川口満宏らの無念を晴らしてくれましたが、日韓競輪の開催中から、「韓国競輪」とかの検索で飛んでくる方が多くなりました。ちなみに引っ掛かっているエントリはこちら。文体が今と違うのは御愛嬌ということで(笑)。


 コバケンさんのブログの記事を読むと、いかに韓国勢が気合い入ってて、それに対して日本勢がナメてかかってたのかがよく分かります。二段ロケットの飛ばしあいなんだから、腹くくってやってるほうが勝つのは当たり前です。負けた埼京の連中はちゃんと悔しがってるんでしょうね?そうでないと今後もやばいよ。


 それはともかく、オフィシャルサイトで結構前宣伝していたこともあり、今回の日韓競輪はそれなりに競輪客の関心を集めた模様です。でも、車券売らないエキジビジョンなんだから、9車立て(韓国は7車立て)の「競輪」にこだわらなくてもよかったような気もします。9車立てで4対5の二分戦なら、ロケット打ち合いになるのは目に見えていますし。例えば、お互い9人ずつ出すなら、まずスプリント9番勝負を行って、勝った9人で競輪やるとか。車券売らないんだったら、ましてや国同士の威信を賭けた闘いなら、サシの勝負のほうが面白い(異論あるでしょうが)。9番全部がスプリントじゃなくてもいいか。1000mTTや個人追い抜きを混ぜれば、自転車トラック競技の紹介にもなるし、スプリンター以外の選手にもチャンスが広がりますね。


 韓国は公営競技やカジノビジネスがまだ成長を続けていて(それだけどっぷりハマっている客がいるということですが)、競輪場も来年また新しくできるとか。今後もこういう交流の機会を増やして、ゆくゆくは冬期がお休みになる韓国の選手に短期免許でも交付して、こっちで戦う機会を与えたりしたら面白いのではないかと思います。韓国のスター選手を追っかけて韓国のハマリ競輪客が来てくれたら売り上げも上がるかもしれません。