綾歌の場外舟券売り場はオラレ


 GIさんとこで華々しく開催されてましたカス祭はわたしの場合は7枚浮きという全然華々しくない結果で終了。小倉10Rではうちの児玉がまた人様にご迷惑をかけておりましたけど、十数秒後には自らの身をバンクに叩きつけ反省の意を示していましたので全国の皆様許してください。


 こちらのエントリ(参照)で書きました綾歌の舟券売り場の件が今朝の四国新聞に特集されていました。↓

綾歌・舟券発売場計画に住民反発−四国新聞社


 旧綾歌町役場の敷地の一角に「オラレ」というミニ場外を作るという話なんですね。通学路の近くですし、また、旧役場の中には図書館もありますから反対運動も盛んです。いまふと思ったんですけど、「通学路」ってのも解釈によって範囲はかなり広がりますよね。村の外れにポツンとある家の子が学校に通うための山道も通学路と言えば通学路だし。いや、この綾歌のケースは違いますけどね。


 それはともかくうちのブログ的に気になったのは以下の箇所。

オラレ 小規模場外舟券発売場の愛称。日本財団競艇情報化センター(東京)を通じた支援事業として整備。1億円を上限に費用を提供、運営は地元自治体が主体となる。施設は3年間、自治体に無償貸与され、その後は希望によって無償譲渡される。同センターは10年内に全国で300カ所の設置を目標としている。 

 
 300箇所と言えばひとつの都道府県あたり6つ7つ。10年に300箇所ということは年に30箇所。全国の反対運動の状況的に無理な目標ではあるんでしょうけど、競艇は具体的にミニ場外を展開する施策を推進してるんですね(参照)。


 オラレは滞在型ではないようですので、競輪でいうサービスセンターに当たるんでしょう。競輪も場外の設置基準を緩和し、小規模場外を開設しやすくするようですが(参照)、競艇のような積極的な施策までは考えているのでしょうか。最高配当額2億円の重勝式を売るんだったらまさにオラレのような、究極的には宝くじスタンドみたいなのでよいと思いますが、小規模な非滞在型の場外が有効になるはずで、真似でもなんでもいいから競艇に追随してもらいたいと思います。郊外に大規模な場外を作るよりもコストかからないですしね。その分、昨今のサテライト建設ブームを牽引してきた設置業者に旨みは少ないんでしょうけど、そういうのはもういいですやん。