マスヒステリー大歓迎


 昨日は全く打てず。今日も昼間は打てずで、夜はなんだか久々な気がする小倉ナイターを打ちましたが全ヤラレでかすりもせず。ふうむ。ちょっとここ2〜3日競輪頭ではなかったのです…と言い訳しておきましょうか。


 競輪頭でなかったとはいえサッカーくじに夢中だったということではもちろんなく、仕事含む他ごとが忙しかったのですが、サッカーくじ狂想曲もひとまず終演を迎えたようですね。あるサッカー好きの作家(馳星周ではありません)のブログを読んでいたら、はっきりそうとは書いてなかったですけど今回の騒動をマスヒステリー的に捉えていて、ああそうだねえとわたしも思ったのですが、マスヒステリーでもなんでも売上げがどーんと上がるのは、いつなくなるかとオドオドしながら斜陽ばくちを打っている身にしてみればうらやましい話で。今回の件で初めてビッグを買ったと言う人も多いでしょうから反動が来るというよりもどちらかというと販促になったでしょうし。
 

 マスヒステリーの起こる原因といえば、なんでしょうね。分かりやすい大きな幻想(今回の件ですね)、抑圧とそこからの一気の開放、あとは不安の扇動ですか。今のところ競輪となんら関係なさそうです。これからやるとすれば前にもちょっと書きましたけど重勝式の最高払戻を2億とか中途半端な額じゃなく10億にするくらいでしょうか。競輪なら二等三等なんてないから全額キャリーオーバーにできますしね。完全二匹目ドジョウですけど。


 現状やりようによってはちょっとは可能性がありそうなのは北京五輪応援競輪だと思います。マスヒステリーと親和性が高いナショナリズムをうまく煽ればよいのです。でも、基本的に収益が施行者のふところに入りませんから、日自振がユニフォームや誘導自転車をちょっといじったくらいで、施行者は広報に身が入りませんよね。しかし、応援競輪が新規客を集めれば普通の競輪にも好影響は波及するでしょう。日自振広報に天才的デマゴーグでも現れないものでしょうか。