電話投票売り上げ前年比110%

全国競輪施行者協議会が19日、07年度上半期(4月1日〜9月30日)の全国競輪場の車券売上高を発表した。車券売上高の総額は、4199億1147万900円(前年同期比98・9%)、場外車券売上高は2768億5823万5400円(同99・9%)、電話投票売上高は668億9243万3600円(同110・4%)。電話投票売り上げの伸びが目立ち、利用者数の1022万713人も前年同期比では112・6%に増えた。


 06年度の数字はこちらのエントリに(参照)。06年度トータルの前年比は98.1%でしたから下げ止まりの傾向といえば傾向です。それを下支えしているのが電投という構図なんでしょうね。電投の06年度は前年比106%でした。


 競輪はサラ金ショックの影響をモロに受けているわけではなさそうで、その点はちょっと安心しました。競輪の場合、重要なのはサラ金よりもやはり年金でしょうか。しかし本場や場外に投下される年金資本が自然減やら支給額減やらなんやらで減っていく以上、ネット投票で若い層を取り込みたいというのが胴元側の本音でしょう。最近のウェブ広報戦略を見てても、本場ではなくすぐにネットバンクに誘導しますしね。