今晩の四日市ナイターは楽しかったですね

 9Rから打ったんですけど、9R,10R,11Rと三者三様の面白さで、おなかいっぱいになりました。伊東は忙しくて打てなかったんですけど、番組的にもこちらのほうが楽しそうだったのでよいのです。

 まず9Rは楽しい楽しいボーダー戦。1番杉山がボーダーならば、人気の地元スジの中でもズブズブが本線になりますよね。あと交わしの交わし。そして杉山が突き抜ける中抜け。競らない浮きゴマの6番がいたのも逃げる地元ラインには有利でした。というわけで本線的中。

 10Rはどこからでも買えそうな4分戦だったので、人気ない割りによくスジで穴を開ける高木竜司スジ2点だけ買って見てたんですけど、浅井康太が打鐘から後続を1本棒にする美しい逃げ切り勝ち。地元ですし得意のカマシ捲りかなと思ってたんですけど、あっぱれでございました。外れはしましたけどよいものを見せてもらいました。

 そんで11R。金山栄治と池崎太郎は三場所連続同じ場所に斡旋されていまして各地で先行争いを演じていました。ここも特選ですし先行争い必至ならば、叩き合いを捲るならこの人というわけで石毛なんですけど超早めにペースが上がるなら石毛の出切るタイミングも早まろうということで、スジと番手の佐藤和典からスジ違い少々。しかして青板バックから金山と池崎は睨み合い、鐘とともに怒涛の先行争いに突入。2角、石毛が捲ってギリギリ佐藤が差しました。佐藤-宗景ならもっとおいしかったんですけどねえ。

 3戦2勝という最近にない好成績だったこともありますが、人情ボーダー、美逃切、意地のぶつかり合いと、「にんげんばくち」競輪を非常に堪能できました。こういう日に適切なコーチ付きで競輪場に初めて足を運んだ人はきっとずっぽりハマッてくれるんじゃないでしょうか。毎日こうだといいのにねえ。