競輪場の耐震診断


 競輪場は古い施設が多いですから耐震化率が気になるところですが、それに関連するニュースが相次ぎました。
 

結果を基に、耐震補強または大規模改修、建て替えなどを視野に入れながら、09年度から整備の方向性とそれに応じた工法の検討を進めていく。工事は早くても10年度以降となりそうだ。
【神奈川】平塚競輪場老巧化対策で耐震診断 平塚市

 平塚の場合は経営状況的にも余裕があり、攻めの姿勢を鮮明にしていますから、この機会に施設をゴージャスに改修して、名実ともに輪界の盟主を目指すのかもしれませんね。

 対してこちらはどうでしょう。

また、商工観光労働総務課などによると、県営競輪場(同)は強度不足で北側スタンドを閉鎖するなどしている。改修に向け、今年度は4778万円で大まかな設計を行う。
耐震化状況:81年5月以前の461棟を診断、対応未定は86棟−−県 /和歌山

 設計のための予算を計上しているところをみると改修してオープンするつもりなんでしょうけど、需要があるのかどうか。その辺の見極めもしっかりしていただきたいと思います。