ケイリン:金銭は正当な手続き踏んだ…JKAが疑惑否定

英BBC放送がケイリンが五輪種目として採用された際、日本側から国際自転車連合(UCI)に不透明な金銭の流れがあったと報じた問題で、財団法人JKA(東京都、旧日本自転車振興会)は29日、「トラック競技の振興のためにUCIの各種活動に金銭的に協力してきたのは事実。正当な手続きを踏んだものだ」と否定した。

 どこの競技にもありそうで微妙な話ですが、五輪自転車トラック競技はBMXに押されて縮小傾向にありますから、次の五輪に影響しなければいいんですけど。最悪の場合、北京でケイリンは最後かもしれませんので、伏見らにはなんとしてでも結果を出していただきたい。

 また、世界のトラック競技の維持発展のためには国際競輪やインターナショナルケイリンイベントなども含めて日本の支援が必要ですが、JKAの実入りが減っていることもあって、そういった支援を打ち切るような事態になればトラック競技界にとっては大打撃でしょう。うまい落しどころを見つけて、五輪開幕までには騒ぎを収めてほしいと思います。