競輪事業の民間委託を白紙に 福井市、経済危機で

だが八月下旬に本場開催した大型レース「ふるさとダービー」の売り上げが、当初見込みより十六億円少ない百四億円にとどまり興行成績は低調だった。業績不振や景気の鈍化から、下請けする地元企業に十分な収益が回らないことを懸念し、四月からの民間委託を見送ることにした。

 トーターなりなんなりが包括委託するにしても、警備とか清掃なんかは地元企業が下請けという形になりますよね。確かに立場の弱い地元の下請けがババ引くことも考えられます。

 でも、記事の下のほうの記者さんの見解にもありますように、民間丸投げで客増加なんていう夢のような話が総スカンをくらったというのがほんとの理由かもしれませんね。市にはこの際開き直って競輪振興に精を出してほしいものです。


過去記事
福井競輪の民間運営に「反対」 日本選手会支部