福井競輪、民間委託は白紙 廃止論巡り市長

今後については国の支援が見込める2011年度までは運営を継続できるとの見方を示す一方、「競輪事業の先行きは全国に厳しい。12年度以降は国の支援を見極めつつ、廃止も含め弾力的に論議したい」とした。

 福井まで黒字なのに廃止をうんぬんし始めましたよ。なんだか7年前の悪夢を見ているようです。変な空気が蔓延しないうちに、法や交付金のレベルからお上は将来に希望が持てる施策を打ち出してほしいものです。


 ところで

民間委託を見送った理由について東村市長は、8月に福井競輪場で開かれた大レース「ふるさとダービー」の売上高が104億円と目標を1割以上下回ったことを挙げ、「民間委託しても経営改善への効果が薄いと判断した」と述べた。

 ふるダビや記念には最近、他場のヒラが重なることが多く、併売している場では投票数が読みづらいですから、それも目標額が設定しにくい理由ではないでしょうか。この前玉野の帰りに師匠とも話していたんですが、新規客を取り込むには土日の本場開催は必須です。いくらアピールしても平日昼間しかやってないんじゃ仕方がありませんから。コンドル社長やこの前おけらバスで話していたおっちゃんも大レースの売り上げ不振を嘆いていましたが、土日の本場開催数を増やすことは長い目でみればきっとプラスに繋がるはずです。