ギャンブル民営化で釜山に水上バイクレース

そんな中、新ギャンブルとして計画されているのが、水上オートバイによる異色のレースだ。今年4月18日、韓国政府が競馬以外の競輪と競艇などの民営化を明らかにしたことで、一気に計画が加速した。競艇とは違うが、水上オートバイによるマリンレースで、もちろん、着順を予想するギャンブルだ。

 以前、韓国でスケートショートトラックばくち「競氷」が計画されているニュースをお伝えしましたが(参照)、今度は水上オートレースですか。競艇のタテのスピードと競輪のヨコの迫力を合わせ持った面白いばくちになるかもしれませんね。しかし、民営化でどんどん奇抜なばくちがでてきて楽しそうです。

資金は日韓共同事業として調達するが、初期投資の150億円も準備され、着工を待つばかりとなっている。

日本側の代表となっている笹川教会(北九州市)の桜井迦将(かしょう)代表は「すでに地元との調印も済んでいる。韓国では、すでに競艇場があるので初めての試みとして水上オートバイによるレース場を目指すことにした。10万坪の敷地内にはホテルやテーマパークもある。釜山をカジノとこのレース場でマカオに次ぐ総合エンターテインメント・タウンにしたい」と話した。

 笹川教会と聞いて一瞬、笹川良一との関係が頭に浮かびました。笹川は韓国…というか統一教会と太いパイプがありましたからね。が、笹川教会で検索してみてもほとんどヒットせず、神道系の宗教法人ということしか分かりません。でも宗教家にしてはなんだか生臭な大風呂敷を広げていらっしゃいますねえ。

日本での舟券発売は、日本国内での規制もあって発売は見送る方針だが「ネットを使った販売は計画中」(関係者)だという。

 ネットを使えばできるんですか?できるんだったら日本の競輪競艇と相互販売をお願いしたいところです。今はウォン安で屁のツッパリにもなりませんけど。