美術・工芸に活躍する競輪選手OB

頚椎(けいつい)損傷でペンさえ持てない状態から立ち直り、絵を描き続ける元競輪選手の谷澤保さん(58)=寒川町宮山=が、大磯町高麗のアートギャラリー大磯で個展を開いている。「けがをしたからこそ絵を描けるようになった。景気低迷や雇用の悪化など厳しい世の中だが、同じようにピンチにこそチャンスがあるはずだ」と話す。
大けが乗り越え絵に結実、元競輪選手が個展/大磯町

プロ競輪選手を引退後、陶芸の道に第二の人生を求める坂本清治さん(59)=武雄市=の「土のやきもの還暦展」が30日、佐賀市佐賀新聞ギャラリーで始まった。
(中略)
「動から静」への転身を図った坂本さんは、「集中力が求められる点は競輪も陶芸も同じ。さらに技を磨き、将来は自分の窯を持ちたい」と話す。
元競輪選手、還暦記念の陶芸展

 競輪選手と言えば脳みそ筋肉とかガテン系とか見た目ヤクザとかそういうイメージで語られがちですが、引退後、その豊かな感性を発揮している方もいるんですよ。リタイアした同世代の一般人やこれからリタイアする元同僚に勇気を与えるとともに、競輪選手、ひいては競輪のイメージの良化のためにも引退後の第二の人生のさらなる活躍を願いたいところです。