新型インフルエンザで競輪業界の損得勘定はどうなるの

 とうとうKEIRIN.JPにも新型インフルエンザに関する文書が出ましたね(参照)。

 今のところ開催が中止になった競輪場はありませんけど、阪神間が最大の感染地帯ということですので、もし今でも西宮・甲子園があれば中止になっているかもしれませんね。大阪ではコンサートなどが続々中止になっているようですし。

 ほとんどの施行者の赤字の元になっているヒラ開催なんかはひょっとしたら中止になったほうが損失が少ないのかも。斡旋されていた選手に賞金を補償するんでしたっけ?でもこれは不可抗力だからどうなんでしょう。その辺、よく知りませんけどね。

 記念・特別、それに最近多い広域場外展開するF1は中止になったら競輪場は困りますよね。本場も困るし、場外販売手数料が欲しい他場やサテライトも困ります。サテライトなんかはほぼ販売手数料だけが収入源なので、開催中止や販売中止は死活問題ですよね。感染地帯にあるサテライト阪神のトップページは数日前から緊迫感のあるお知らせを掲載しています(参照)。サテライト大阪はいたって普通なんですが(参照)。

 あと、中止にならないまでもみんな人ごみの中に行くのを敬遠して売上げが落ちてももちろん困りますよね。競輪場に行くようなお年寄りはそんなことには無頓着な猛者が多いような気がしますけど。

 個人的には、ボーダー戦の最中なので記念とF1くらいは遊ばせてほしいなあというのが本音のところです。いずれにせよ本当に恐いのは今年の冬なんでしょうけど。GP中止とかになったら痛いですよね。