プロの世界、真剣に耳を傾け 競輪選手が小学生に講演

地元にある弥彦競輪場を拠点に活躍する競輪選手を招いての講演会が、弥彦村の弥彦小学校で10日、開かれた。「キャリア教育」をテーマにした総合学習の一環で、6年生約90人が真剣に耳を傾けた。

 講師を務めたのは川村昭弘選手(35)=S級2班・燕市在住=と、原田泰志選手(23)=A級1班・同=。会場に、スピードメーター付きの自転車を置き、児童が乗車体験した。みんなで「頑張れー」と声を掛け合い、結果が出ると「うわー」「すごい」と歓声が上がった。

 最近、総合学習の時間でいろんな職業の人を呼んで話を聞く授業の中に競輪選手が混じっていることは結構あるんですけど、競輪選手だけの授業をやるのは弥彦村ならではですね。他の施行者は見習うべき。身近に呼べるプロスポーツ選手なんですからね。