6億5600万円賠償を 矢板の場外車券場

この計画をめぐっては、行政の対応が二転三転した。市は二〇〇六年五月、予定地近くの道路工事などを不許可にしたが、宇都宮地裁は〇八年三月、処分を取り消す判決を出した。また、県は昨年九月、「まちづくりにふさわしくない施設」として開発を不許可。その後、県開発審査会による処分取り消し裁決を受け、今年二月に許可した。同社はすでに予定地で山林の伐採などを始めている。

 このサテライトに関しては02年に最初の計画が持ち上がり、それが頓挫した後に新たに計画されたものですが、それを考えるともう10年近く争っているわけです。損害賠償を求める気持ちは分かりますが、これだけの訴額の訴訟を起こすとなるとそれなりに着手金なども必要なわけで*1、すでに工事に取り掛かってるのに資金繰りは大丈夫なのでしょうか。そんなに勝算があるとも思えないのですが…。

*1:最近は着手金の安い弁護士さんもいてるみたいですが。