競輪場のバンクにトラックレーサー以外を走らせる試み

 最近、バンクウォークやバンク走行会が頻繁に行われるようになってきました。いい試みですよね。普段入れないところに入れるというだけでも値打ちがあります。今まで行われなかったのはなにか事故があったらとかバンクが傷んだら…というお役所の事なかれ主義でしょうか。

 せっかくだからもっと開放すればいいと思います。一周数百メートルの競輪場のバンクは、公道では走らせることができないけれどもサーキットを借りるまではどうも…という分野の需要を満たすことができましょう。

 例えば松山市では昨年より競輪場でソーラーカーの耐久レースを行っています(今年の様子)。入賞したチームを見ると、全国から集まってきているようですね。

 宇都宮では今度、タンデム自転車の走行会があります(参照)。タンデム自転車の公道走行は条例で禁止されていることが多く、競輪場のバンクはうってつけですよね。タンデム自転車を身障者や高齢者のレクリエーションや移動手段として認めるというのは、安全面などの多くの課題はあるにしても検討すべき価値があることだと思います。パラリンピックでも健常者と障がい者が2人で走りますよね。

 その他、ツイッター市長として有名な武雄市長や武雄の競輪場職員さんのツイートを読んでましたら、競輪場でラジコンレースができないかということが書かれてありました。それもアリですよね。

 他にはなにが考えられるでしょうか。


 逆に競輪選手が市民の自転車イベントに参加するというケースもたまにありますが(参照)、大人気なく優勝してしまうというのはよく思わない人も出てしまうのではないでしょうか。ここは面白い趣向をこらしたハンデキャップを背負って盛り上げ役のような形で参加するとよい宣伝になるのでは。