岸和田競輪の件

http://www.dataplaza.keirininfo.or.jp/syussou/56/20041021.html
台風で初日が中止になった岸和田競輪が二日目での打ち切りを決め、選手が大量に欠場した事件があった。今の概定番組では最終日に多くの競走得点が割り当てられており、二日目で終わりとなると、上位選手は1着1着でも平均得点を下げてしまう。で、それに怒って帰ったらしい。赤字のリスクのない場外発売*1を優先したい施行者も、点数のことしか考えない選手もどっちもどっちだけれども、こうも簡単に欠場を許してしまう出場契約の約款はいったいどうなっているのだろう?かなり選手側に有利にできているか、有利な運用がなされていると想像できる。最終日に得点が多く割り当てられるようになったのは数年前からだけど、そのように変わったのは最終日の欠場を減らすためだった。こんなふうに間接的にしか欠場対策を打てないのは、結局これも選手会の優位と胴元側の及び腰のためだ。
今回の件は、施行者が二日目を飛ばして、初日→最終日の概定番組を使えばよかっただけの話なんだけど(以前そういう番組をみたことがある)。

*1:岸和田では、この開催の翌日から武雄記念の場外を予定していた