いつだってうぶな気持ちで 一生懸命やらなきゃ 人の気持ちなんてものは 決して動きはしないのさ*1

向日町・小松島の両決勝を電投。向日町は「冬のヤスフミ」の神通力を信じて保文を買ったが、カマシもイン粘りもなく中途半端な位置取りで敗退。次走は記念を何度も獲っているドル箱の奈良の記念。レース間隔開くし、豪華メンバーと今節の惨敗で人気落ちなら初日から狙う。
小松島は武井のカマシを佐々木が7番手から捲れないか自分だけ届く車券を買ったが、ホーム一気の巻き返しで堤に優勝をプレゼント。堤も佐々木も好調。


Who Is This America

Who Is This America

本を返しに図書館行った帰りに購入。すごくよくできたアフロビート。立って聴いてると自然に身体が動く。モロ、フェラ*1フェラ・クティの息子フェミ以上にフェラっぽい・・・様式的には。歌詞も今のアメリカに対する異議に溢れているけど、切迫感とか何かを希求する意思の速さみたいなものはフェラほどには感じない。「いええええええい」とはなるけど「やっべええええええ」とはならない感じ。そらまあ創作活動が生命の危険に直結していたフェラと比べるのが間違っているんだけど。


店長のMさんから、「最近の高校生は普通にポストロックを聴く」という話を聞く。うーむ。そういえば以前、プロレス好きでもあるMさんに遠藤賢司の熱い熱い「輪島の瞳」を聴いてもらったら、「最近の若い人はこういうの聴かないんですよねー」というお答え。うーむうーむ。
最近の若い競輪選手を見ていると、たとえ戦法が徹底先行であっても、暑苦しいくらいの熱さを感じる選手は少ない。徹底先行は一時のことと割り切ってるか、先行がルーティンワークになってるかのどちらかが多いような気がする。昔の先行選手がどうだったかはよく知らないので、あんまり偉そうなことは言えないんだけど。


でも、このレースのことは今でもよく思い出す。
http://www.dataplaza.keirininfo.or.jp/contents/kdphri.Kka1?KCD=54&KBI=20000908&RNO=09
打鐘4角中村美千隆がカマシを打つ。先頭の滝沢正光は突っ張る。そのときの滝沢の形相はまるで鬼のようだった。スタンドで見ていた私の脳内に滝沢鬼の顔が大写しになった。突っ張りきれなかった滝沢はインで粘り、番手を奪取。4角差しに行くが余力無く、後ろの選手に交わされた。しかしスタンドからは割れんばかりの拍手喝采。私も、車券に関係なく、競輪を観ててよかったと心から思った。


明日からの高松復興支援競輪には滝沢と中村がそろって斡旋されていたけど、中村はどうやら暮れの岐阜での落車負傷のため欠場。非常に残念。渡部哲男を突っ張る滝沢が観たい。

*1:こう書くと裏ビデオの前戯みたいだが