大人の対応

今日打ったのは、7R8R
7Rは師匠森下を背負った海老根のカマシと見て差し目ズブズブ交わしの交わし。展開はその通りだが、榊枝・・・。
8Rの矢口は今日は捲りと見て北日本+南関連合の二段駆けのロス坂本を中心に。バックでは坂本=矢口で皮算用していたが、兵頭が突っ込んで車複のほぼ元返し。
10Rは神山先行の構成だったけど、戸辺の差し目が10倍割った時点で買うのを止めた。やらずで正解。しかし、逃げ切ったとはいえペース駆けで丸山に並ばれたのをどう評価するか。


11Rは赤板で上昇した伏見を中段の武田が突っ張り打鐘から叩き合い・・・と思いきや3角で武田は4番手に引く。それに慌てた静岡勢が中段に追い上げるが、バック6番手から武田がひと捲り。
武田は打鐘で突っ張って脚を使い、さらに最終ホームで新田の追い上げにバックを踏まされているのにもかかわらず、力で捲った強い競走。いまさらながらの強地脚だけど、もっと重要なのは伏見の強引先行にお付き合いせず、出切れないとみるや中段に引いた点だと思う。
伏見の先行意図は、先行屋としての意地とかそんなんではなくて、今後何度も対戦することになる武田に対して恐いところを見せておこうということだろう。伏見は1年前、村上に対してこの手を使い、結果、ダービーで6000万をせしめた。しかし、村上が時と場合によっては勝利より主導権奪取を優先するタイプなのに対して、武田の先行は勝利のためのいち手段に過ぎない。強地脚の選手にとっては先行が一番固い戦法だからそうしているだけなのだ。
レース後コメントを見るに武田は伏見の恐さを意識したようにも見えるが、対村上のときのような絶大な効果はないだろう。伏見が今後武田に対して有利にレースを運ぶためには、でかい賞金の掛かったところで、打鐘2センターくらいからの一気のカマシで武田の押さえ先行を飲み込んでしまう必要がある。ダービーを間近に控えている以上、その舞台は明後日の決勝しかない。


明日は負け戦では8R
長らく勝ち星の無い小橋だけど、今場所はどうしょうもなく展開不向き。勝てるだけの脚はある。南関ライン長いが、藤原の奇襲先行からズブズブ押さえてスジ違いで。


準決勝は9Rは激戦、11Rはもつれそうで、いずれも見。
10R、佐々木雄一の先行体勢なら神山はイン粘り。新田が捲る南関スジを中心に。