北九州市:テレビ福祉相談“休眠” 3000万円かけ2年半で12回 /福岡

北九州市議会の一般質問の報道ですが、以下の部分は気になるところです。

 【メディアドーム】

 市長残任期(〜07年1月)中に特別会計内での借金返済のめどをつけるよう、中村市議が末吉興一市長に迫った。市長は「競輪には市だけで改善し得ない構造的な赤字要因がある。開催市共通の問題。経済産業省が来年度中に制度の仕組みを変える。市の努力は続けつつ、長期的見通しのため、国の考えを見極めることが肝要」などと述べた。

開催自治体共通の構造的な赤字要因といえば、日自振への上納金が頭に浮かぶ。そうじゃなくても、日自振にからむ制度が来年中に変わるということでしょうか。先日、日本小型自動車振興会*1の廃止、または日自振への統合案が特殊法人等改革推進本部参与会議によって経済産業省に突きつけられました(参照)が、この報道にいう「制度の仕組みを変える」というのも同様に特殊法人改革の一環なのでしょうか。
市長の、問題を先延ばしにするための単なる方便かもしれませんが。


経済産業省としては、オートを切り捨てても、より天下り先として規模の大きな競輪は残したいところだと思われます。日自振が存続しても各地の競輪場がばったばったと倒れては意味が無いわけで、そのために本腰を入れて日自振の改革をしてもらいたいところです。各地の競輪場はリストラや経費節減で頑張っているけど、日自振が合理化を進めたという話はあまり聞いたことが無い。自分の金や利権に関わる問題だと一生懸命になれるでしょ?ええ、わたしも銭のため日々一生懸命レース展開を予想しています。