ダービーが終わって考えるあれこれ

ばばあ


サンスポのダービー結果記事↓
http://www.sanspo.com/keiba/kouei/2004/050321keirin.html


レース回顧は昨日やったのでもういいや。でも村上のコメントを見るに、テレビ画面ではよく分からなかったけど鈴誠も仕事はしていたのね。売上げは目標には及ばなかったけど、昨今の特別競輪の売上げ減少率を考えると健闘の部類ではないでしょうか。


今回のダービーの売上げをかっさらって千葉県が松戸競輪から撤退するそうです。スタンドからはばあさんに対するヤジが飛んだようですが、警備の様子はどうだったのでしょうか。西宮廃止挨拶の警備の物々しさはなかなか壮観でした。話は横道に逸れますが、西宮甲子園の選手側訴訟の判決文がありました。↓
http://litigator.jp/decree2004/H161216-3.html
選手側が損害賠償請求するに当たって法律構成に苦労した様子が窺えます。とともに、選手のあっせんの仕組みなどいろいろ勉強になる資料でもあります。


千葉県知事は全国競輪施行者協議会の会長だったわけですが、千葉競輪は千葉市営でありますから、すでに競輪施行者ではなくなった千葉県は全輪協からも脱退するのでしょう。先日のメディアドーム赤字問題がらみの北九州市議会の議事内容にもありましたが、今年は施行者が一丸となって上納金問題について訴えてゆくみたいなので、しっかりとしたリーダーが求められます。ちなみに現在の全輪協副会長は、立川市長、神奈川県副知事、名古屋市長、岸和田市長。


例年、ダービーが終わればすぐに国際競輪の季節なのですが、今年は自転車競技のトラック世界選手権が3月末開催(明後日から)となった影響か、4月20日からの遅いスタート。今年の外国勢はかなり強力ですが、トラックのシーズン終了直後ということで気が抜けていることも考えられますので、今年こそは日本勢の奮起を期待したいところです。まあ、欧米の貧乏トラック選手に金を援助してトラック競技界での日本の地位をアピールするのが目的のような国際競輪なので、外国勢が惨敗したらそれはそれで困るのかもしれませんが。というか惨敗しないし。


国際競輪の開催施行者にとっては、各地の記念競輪の合間を縫ってやるわけだから場外展開は出来ないわ、賞金は高いわで、興行的には惨敗でしょう。ご愁傷様です。ランス・アームストロングでも呼んで金子貴志なり永井清史なりに捲らせたら話題にもなるかもしれませんが、オファーするだけで世界中から顰蹙かいますわな。