カマすはずのが追込んだりインで粘ったり


8Rは萩原と坂上が牽制しあっているうちに前受けの堤が嫌々先行。3番手が坂上だったので堤の粘りに期待したが・・・。


9Rは三宅のイン切りをさらに赤井が切って山崎の先行。赤井はよせばいいのに山崎の番手で粘り、取りきった頃には三宅の捲り頃。今場所の山崎は出来よくないんだから4番手に引いて三宅に併せて捲ればいいだけの話なのに・・・。


準決勝Aで印象に残ったのは、弱いながらも一致団結して一人でも優出させようと必死になっている埼京勢を分断に行った、同じ関東の茨城県在住の23歳石渡正也。番手についていた兵藤によると「焦ってたんじゃない?」だそうですが。



決勝は
坂上忠克−山口富生
武田豊樹−兵藤一也−飯尾主税
三宅達也−小倉竜二吉岡稔真「初手は3番手」−加倉正義


「記念の決勝くらいは先行で勝てないと」という意識があるのかないのか、決勝戦になると積極的になる武田が逃げる。武田の先行はカマシが効きにくく、さらに2センターで踏みなおすので捲り追込みも効かない。捲るラインは2コーナーからバック手前までに仕掛けておくことが必要。
完全な4分戦ならば三宅のイン粘りが想定できたけど、西日本4車連携ならばその可能性は低い。三宅は当日ギア変更にも注意。粘るとしたら坂上か。
吉岡は出来良いし、武田がいる以上スプリント戦にはなりにくく、いつもの車間を開けてしまう悪癖の心配は無用。


坂上が粘るかどうかで場合分け。オッヅは割れるはず。


(1)粘れば
a.三宅が捲る。三宅がきれいに捲った場合、そろそろ三宅に記念を獲らせてやりたい、と小倉が仏心を出すかも。
三宅=小倉 三宅-吉岡
b.捲れなくてもその上を吉岡。加倉を背負っている以上、仕掛ける。
吉岡-加倉


(2)一本棒
a.三宅が2コーナーまでにヤケクソで行けば、行ききれないだろうけど、その上を吉岡が。その場合は(1)-bと同様 
加えるとすれば吉岡-兵藤だが。
b.三宅が行けない場合、西日本は全滅。坂上の出来では武田は捲れない。
武田=兵藤は元返し。兵藤が記念欲しさに4角早めに踏んだり、別線をブロックしたりした場合の飯尾のイン突っ込み。
武田-飯尾