スルガ銀元行員逮捕 支店から300万詐取容疑 熱海署

顧客に虚偽の預金支払い請求書に押印させ、スルガ銀行熱海支店から現金300万円をだまし取ったとして、熱海署と県警捜査二課は10日、詐欺の疑いで、東京都日野市、元同行行員の男(61)を逮捕した。容疑者は容疑を認めているという。同署は余罪があるとみて追及している。
 調べでは、容疑者は、集金委託業務の子会社出向中の平成16年1月27日、伊東市の無職男性(65)に対し預金の払い戻しの依頼を受けていないのに「定期預金を書き換える」などとだまして、必要のない支払い請求書に署名、押印を受け、同支店から300万円をだまし取った疑い。
 同行が顧客からの照会を受けて内部調査した結果、犯行が分かり、警察に告発した。同行の内部調査では、14年5月から16年7月までに、同じような手口で顧客5人に署名させ、被害総額は4800万円に及ぶという。だまし取った金は競輪などの遊興費に使ったと話しているという。
 容疑者は昭和37年に入行。平成8年5月から子会社に出向し、定年退職した後も嘱託として同社に勤務していた。犯行発覚後の16年10月に懲戒解雇された。

東日本では遊興費の使い道トップは競輪ですが*1、西日本では競輪と競艇が拮抗しているような気がします。香川県ではだいたい競艇です。うちの近所でも最近競艇が打てなくなっちゃった方が1人います。

*1:ただし詐欺・横領・窃盗犯に限る