683口座を連絡せず停止 広島銀 不正使用防止でミス

 広島銀行広島市中区)が今年二月、「振り込め詐欺」などへの不正使用を防ぐため、過去五年間、入出金がない口座を一時停止した際、地方競馬や競輪、競艇の券を電話やインターネットで購入できるシステムの会員六百八十三人分の口座を誤ってストップしていたことが十九日、分かった。会員からの苦情を受けて同行は利用者に謝罪する。

 広島銀は毎年二月、過去十年間、入出金のない口座を一時停止してきたが、不正使用を防ぐため今年から五年間に短縮。その中に競馬などのシステムの会員口座が含まれていて、現金を引き出せない状態が起きた。

 地方競馬の馬券を電話などで買えるシステムを運営する日本レーシングサービス(東京)に広島銀を利用する会員数人から三月、口座を使えないという苦情が寄せられた。広島銀も誤りに気付いて通知したという。

 地方競馬や競輪などのシステムでは、会員は券を購入する入金用口座と払戻金などを引き出す出金用口座の二つの口座が必要。会員の多くが出金用口座を使っていなかった。

 広島銀は、全国銀行協会の指針に基づき、口座残高が一万円以上の場合は利用者に事前通知していたが、一万円未満は未通知だった。広島銀は「今後、会員には文書で謝罪する。競馬などのシステム利用者は口座を停止しないよう対応を検討したい」としている。

 一時停止された口座は、本人確認などの手続きをすれば再度利用できる。中国財務局は「長期間使用されていない口座を一時停止する際の国のルールはない」としているが、「利用者にはきちんと説明するように」として広島銀を指導した。


 わたしも2年ほど出金口座を使っていません。一応、これだけ貯まったら引き出そうという金額は設定してあるのですが、瞬間的にその金額を超えることはあっても、だいたいその日の夕方には元の鞘に戻っています。困ったものです。メインレースで3日連続安福の頭勝負するような打ち方を止めないと、わたしも口座を凍結されてしまうかもしれません。
 

 関西在住時に都銀で口座を作ったので、四国ではチマチマ引き出すのがめんどくさいという事情もあります。農協か郵便局で競輪打たせてもらいたいものです。