差せません


奈良の11Rのみ。


 高城は赤板から上昇して徐々に踏みながら打鐘3角から全開。旭が3番手で粘り、岩見はそれを凌いだが、旭を押し込んだ勢いで安福のインに入ってしまってバック踏んだら前と離れる不運。高城と安福が後続を千切ってそのままゴール。


 ガミ。差せると思ったけど、最終ホームで岩見と成り行き併走になって前と一瞬離れちゃったのが痛かったかな。しかし岩見は岩見らしいというか・・・。あの状況なら一応他地区だしそのままイン粘りして安福をドカしに行っちゃうマーク屋もいると思うんだけど、岩見はそれができないのですね。そういう人間性が走りに出るのが競輪の魅力だ。ありがとう岩見くん、いいものを見せてもらったよ。


 明日の決勝戦、並びが分からないのであれですが、多分近畿別線でしょう。中部や北日本と違って、近畿は別線で叩き合うこともある。高城の腹一つだけど。どっちの番手でも、もう一度安福の差し目を狙う。


 10Rは逃げ無し。青木佳辰42歳の先行が見られそうです。