夜の帝王は世界平和のために戦う

　有坂直樹のプロフィールによりますと、座右の銘は「すべての戦場を楽園に、すべての人の心に花を」、ジンクスは「発走台に立った時、勝利と安全を神に祈る」、ファンへのメッセージは「僕は世界平和、あなたの為に戦う」なんだそうです。広島原爆の日にふさわしい勝者ではないでしょうか。

　わたくし的に今回サマーナイトフェスティバルの意義は、以後全日本選抜まで小嶋はグランプリでの援軍を増やすために走ることが分かった点に尽きます。

　一昨日のNHK クローズアップ現代は日米の原爆教育についてでした。日本の場合は風化の問題、そして被害の悲惨さを訴えるのみに終始する旧来原爆教育の再検討。アメリカの場合はそもそも原爆の被害がきちんと教えられていない事実を伝えていました。

　原爆投下の歴史的意義はひとまずおいといて、結果的に大多数の欧米人には、原爆や水爆は単に「大爆発」または「衝撃的なもの」のアイコンなわけです。アメリカのスイング・ジャズの偉い人カウント・ベイシーの有名なレコードに『アトミック・ベイシー』というのがあります。

　セパレートの下着のような水着をビキニと呼ぶ由来は、この水着を見た男はビキニ環礁の水爆実験のような衝撃を受けるだろう、という点にあります。これはフランスのデザイナーの命名だったかな。また、つい最近、ノルウェーのジャズバンド「アトミック」がこんな新作を出しました。

まあ、日本にも原爆オナニーズという素晴らしいバンドがありますが。

　競輪も、一般大衆にとっては汚い暗い博打のアイコンなわけですが、それはすなわち真の姿が報じられていないということなのでしょう。