オタクとサブカル



 わたしはオタクかサブカルかと言われれば、サブカル属性が非常に強いと自覚しています。なので、巻末のサブカルチャー年表が実は一番楽しめちゃいました。しかし人にはアングラ趣味と言われることが多いです。知らない人から見ると競輪はアングラなんだそうです。まあ、アングラはサブカルに含まれることが多いですからどっちでもいいんですけど。


 公営賭博を競技の特徴や受容のされ方によって分けると、競馬はオタク、競輪はサブカルになるのではないかと思います。ただしこれは、若いファンに限ります(ついでに言うと、博打で飯を食おうとしている人は除きます)。乱暴に言いますと、「馬萌え」か「展開読んでる自分萌え」の違いかと。


 ただ、本書によりますとオタクはサブカルを「女に媚を売っている」「オサレ」と攻撃するそうなのですが(ほんまかいな)、この点については競輪と競馬が逆になるのかもしれません。


 ああ、競艇を忘れてました。競艇はヤンキー文化だと思います。