瀬戸内の競輪


 防府記念決勝戦は地元富の優勝に終わりました。岡山徳島の前受け、以下南関、地元で周回。青板バックから井山が上昇し、武井も一瞬突っ張るそぶりを見せたが、赤板で地元が先行態勢に。しかし打鐘一気に武井が叩いて最終ホームでは先頭。井山は武井の赤板前の動きをイン切りと思ったんでしょうね。富が2角4番手からからすかさず捲り、番手捲りの新田を乗り越えて記念初優勝。


 岡山勢は結局アシストに回りませんでしたが、富の後ろの吉永はしっかり遠慮してましたね。富が2センター捲り切ったその惰性をもらって追い込めば優勝だったのに、4角で一旦インに戻って踏み出したのは直線に入ってから。結果は1/4輪差です。これまでの所業から吉永は間違って差してしまうと読んだのですが、ここまで律儀にやるとは思わなんだ。大失敗。


 防府記念では岡山勢がいっぱい死にました。玉野記念は3/11からです。覚えておきましょう。