窃盗:競輪場の町で繰り返す? 容疑の男逮捕

松山市内の民家から商品券などを盗んだとして松山東署は、指名手配中の住所不定、無職、A容疑者(59)を窃盗容疑で逮捕した。同署は同容疑者が西日本の主な競輪場のある場所をめぐって窃盗を繰り返していたとみており、競輪場で張り込んで逮捕。余罪を追及している。

 調べでは、A容疑者は今年10月9日午後1時ごろ〜同7時ごろにかけて、松山市内の無職男性(63)宅に侵入し、商品券と図書券計約10枚(時価計約3万5000円相当)を盗んだ疑い。同署は、A容疑者を全国に指名手配するとともに、競輪の有名レース開催中の都市で同じ手口の窃盗事件が起きていることから、競輪のG1レース開催中の大阪府岸和田市岸和田競輪場で張り込んでいたところ、同容疑者が現れたので逮捕した。


 窃盗を繰り返しながら旅打ち・・・というよりも放浪打ちしていたおっさんが捕まったというニュースです。昭和の臭いがプンプンします。今年最後のG1を決勝戦まで打つことなくお縄になりました。逮捕容疑の10月9日の窃盗は、社杯最終日の種銭を作ろうとしたんでしょうね。しかし、警察はどうやって競輪客の犯行であると見抜いたのでしょうか。このおっさんの手口が独特で、その手口による犯行がGレース開催中の競輪場近辺で起きているのを目ざとく見つけたのか、あるいは犯行現場に外れ車券でも落としていったのか。