競輪グランプリ2005

zevon2005-12-29



 競輪界の盟主を目指す平塚の熱心な広報活動の甲斐あって、平塚市内では女子高生までもがこんな会話をしているそうです。大変喜ばしいことですね、本当なら。


 いよいよグランプリですが、並びとかはもういいですね。武田、小嶋、伏見の3分戦。一応先行が見込まれるのは武田ですが、伏見がギアを上げてきたことでちょっと面白くなりました。


 小嶋は武田の7番手でも捲れると思っているような気がします。伏見にそこまでの自信があるかと言えば、ないと思います。あくまで印象ですが。武田が神山のために死ぬつもりで早駆けすれば伏見の大ギアを活かしたロング捲りも有効ですが、武田はそんな駆け方をするタイプではない。となると、伏見は武田を突っ張るなり叩くなりして駆けることも大いに考えているはずです。


 というわけで最終ホームを先頭で通過するのは伏見と見ます。その時点の状況はふた通り。


1.4番手武田、7番手小嶋の一本棒
2.武田は伏見とモガキ合い、小嶋は後方待機


 1の場合、武田がすかさず巻き返すか後方の小嶋を気にして仕掛けを逡巡するかが問題となりますが、神山背負って動かないのもあれですから2角までには仕掛けていると見ます。しかし佐藤がブロックしますし、最終ホームまでに脚を使っているぶん、出切るまでには至りません。そうなるとその上を小嶋が捲れるかどうか。捲れると見ますが、前がだんごになっている分、3角あたりでは非常にごちゃつきそうな予感。佐藤の抵抗は当然ありましょうから、後ろの鈴木誠がコース取りの妙と大ギアで生きてきそうです。また、加藤も佐藤なり神山なりに絡まれる恐れがありますから村本にもチャンスが出て来ます。というか2着は大混戦でしょう。

 
 2の場合、小嶋のひと捲りで仕方無し。村本がヘマしないかぎり、ド筋押し切り三連単でいけそうです。


 以上より、基本的には小嶋の捲り切りですが
小嶋-佐藤・神山・鈴木・村本
小嶋-加藤-村本
で勝負したいと思います。
 

 小嶋の地元金沢の新聞も期待しているみたいです。↓
『怪力』で競輪界頂点へ