ジャパンネット銀の第3四半期、経常益49%増の11億円

三井住友銀行系でインターネット専業のジャパンネット銀行は27日、2005年度第3四半期(05年4―12月)の決算を発表した。経常利益は11億2200万円で、前年同期の7億4900万円から49.7%の増加となった。

 ネット競売やショッピングの決済の利用が増加したほか、競馬や競輪といった公営競技の利用も増え、手数料収入を表す役務取引等収益は43億6600万円と同28.5%増となった。株式相場の上昇も収益増に貢献し、債券の売却益として31億1700万円を計上した。04年度に通期の黒字を初めて計上した同行は今期も黒字を見込んでいる。 (20:00)


 ネット専業銀行が設立されはじめた頃は儲かるのかと訝しがる声が多くありましたが、どんどこ儲かってますなあ。収益増の一因となっている公営競技のネット投票の手数料収入ですが、既存の電話投票会員のネットバンクへの乗り換えが一段落すればその後の成長はあんまり見込めないような気もします。