例のパブリックコメント募集の結果が出ています。

産業構造審議会 車両競技分科会 車両競技活性化小委員会報告書「競輪・オートレース事業活性化プラン」に対する意見募集の結果について


 寄せられた意見は18件。パブリックコメントの案件によって数百の意見が寄せられるものもあればゼロのものも割とあるので、これを多いと見るか少ないとみるかは一概には言えないですね。明らかに選手(会)や全競労によると思われる意見も入っています。いやそのこと自体はパブリックコメントの趣旨からして当たり前のことなんですけど、この「活性化プラン」が、どれくらい業界人じゃない一般競輪客の目に入ったのかなあと、ちょっと考えてしまいました。


 パブリックコメントを出したからといってこのプランになんらかの影響を与えることができるとは思いません。けど、客がこれからの競輪について議論する絶好の叩き台にはなると思うんですよね。議論が盛り上がって万が一何百もの意見が寄せられれば、競輪客も無視できないなという印象を経済産業省や日自振に与えることもできるかもしれませんし。


 うちのようなネタ系泡沫競輪ブログじゃない、いくつかの大手の公営競技論壇系サイトがこのプランについて採り上げ始めたのはパブリックコメントの募集が終わってからでした。見つけた段階であちこち触れ回ったほうがよかったのかなあ。最初にエントリを上げたとき、タイトルは「経済産業省パブリックコメントを募集しています」としてたんですけど、重大性の割に訴求力が弱いと思って数時間後、RSSリーダー利用者を意識してタイトルの前に「競輪・オート大改革案〜」と付け加えました。全然関係なかったですね。


 インターネット的な情報流通の仕方やいわゆるブロゴスフィア的なものを過信していたのかもしれません。どういうジャンルでもそれが当てはまるとは限らないですしね。PSE問題みたいにうまいこといきませんよね。というかうちが影響力ないだけですかそうですか。いや、影響力なんてあったら気軽に「小橋はツンデレ」とか「腐女子を競輪場に!」とか書けなくなるので困るんですけど。