四日市競輪の赤字深刻 井上市長会見

四日市市四日市競輪事業の廃止も含めた検討に入っている。

井上市長は「(平成三年から五年度当時)競輪事業から十五億円が一般会計に入ってきて校舎改築費などに使えたが、最近(十四年度を除く平成十年度から平成十六年度)は、競輪の売り上げが減って五千万円から一億円ほどしか一般会計には入ってこなくなった」と厳しい状況を指摘。その上で、事業収支の赤字傾向が今後も続き、一般会計からの税金投入が必要になっても、(地方財政健全化を目的とする)自転車競技法の趣旨から「(競輪事業の赤字補てんの)税金投入は許されない」との認識を示した。

 久々に廃止話が出てしまいました。けど、この見出しはちょっといかがなものか。一応、一般会計に繰り入れてるんですから。書くなら「売上げ不振が深刻」と書くべきでしょう。


 事業収支が赤字でも繰り入れができるのは、公営企業金融公庫還付金を加えれば黒字になるからだそうです。以前公営企業金融公庫に納めた納付金が返ってくるということでしょうか。こういう制度があるのは知りませんでした。この還付金でなんとか黒字をキープしている施行者は他にもありそうです。


 四日市競輪の状況について調べていましたら、市議会の委員会報告書がありました。↓
http://www.yokkaichi-ma.jp/sinsa/heikai-sinsa/H16/09/H1609-3sanko.htm


 熱心に調査を行ったようで、わざわざ函館競輪にまで視察に行っています。なんだか楽しそうです。