競輪:早く選手に 甲斐の中学3年・末木浩二君、プロの指導受け奮闘 /山梨

 末木君は、約1年遅れて愛好会に入った甲府市甲府南中2年の沼田明久君(13)とともに、速さを競う「スプリント」、競輪をベースにした追い抜き種目「ケイリン」などの練習をこなす。今では1キロ以内の短距離のタイムで、高校生に互して5番以内に入る実力を付けた。

競輪選手になるには、高校卒業資格を得た後に競輪学校に入学、選手検定を受けなければならない。まだ長い道のりだが、末木君は「高校で体を大きくして、競技会で成績を残し、早く競輪選手になりたい」と話す。


 競輪場もない山梨で競輪選手を目指して奮闘する中学生のお話です。応援したくなりますねえ。


 ヨーロッパなんかでは小さい頃から英才教育するんでしょうけど、日本でもせめて中学生くらいから自転車競技に触れる機会がもっと増えればと思います。もっとも、育ち盛りの中学生のときに買ったフレームやユニフォーム等をずっと使えるはずもなく、親の負担は大きくなるんでしょうけどね。学科試験も廃止されたことだし、タイムを出せれば15歳以上は競輪学校に入れてあげたらどうなんでしょうか。