2006年世界選手権ケイリン決勝戦の動画


 YouTubeにありました。大きな映像でどうぞ。↓
http://www.youtube.com/watch?v=aMsotvad5nA


 国際競輪の目玉であるテオ・ボスが優勝したのは知ってたのですが、BSであった放送を見逃していたので動画は初めて観ました。これはすごいの一言です。残り2周から一気にカマシて出て後続を千切る一方。最終4角からは両手でガッツポーズしながらゴールしています。スプリントならこういうカマシ一発で決まっちゃうレースもよくありますが、何人もで走り、ペーサーが引っ張るケイリン、しかも世界選手権の決勝でこういうレースができるのは脚力、精神面とも卓越しています。ケイリンと競輪は違いますけど、残り500メートルからカマシて千切ることができるのであれば、競輪でも普通に走れば負けようがありません。国際競輪までに口座に銭入れておこうかな*1…オッヅに目がくらんだ結果、日本勢買ってヤラレるような気もしますけど。


 ところで、YouTubeにある日本の競輪動画が米国のブログで採り上げられ、コメントもいっぱいついているのを見ました。英語力はないしそのブログの空気も読み切れてないので誤読しているかもしれませんけど、賛否両論の様子。論点はヨコの動きについてです。自転車競技のファンはブロックや競りなどの故意の接触行為に否定的なようですが、nascarやアメフトになぞらえて好意的に見てくれる人もいるみたいです。nascarみたいという感想は以前にもありましたね(参照)。"full-contact bicycle racing"と呼んでいる人もいました。なんだか極真空手みたいですね。マス大山のごとく競輪も海外のケイリンも制覇する「競輪バカ一代」が現れないもんでしょうか。

*1:追記:うわっ、もう明日からですやん