ふるさとダービー代替案


 というわけでコメント欄ではさらにふるダビについて議論が白熱しております。この競輪ブログの財産はコメント欄であると常々思っておりますのですが、それを再確認しました。皆様、いつもありがとうございます。


 昨日最後に書きましたように、収益性で記念を下回るようならふるダビの存在意義はないと思います。ふるダビができた当初の客側に対する存在意義は、「特別競輪が誘致できないおらが町の競輪場でも大スターを一度に大勢見られる」ことでしたが、それもH14年改革によってなくなりました。しかしK坊さんもおっしゃるように、競輪場経営を続けていくうえで数年に1度ボーナスを必要とする場はいくつもあります。


 ではどうするかですけど、ふるダビは記念との差異化を図れなくなっていますが、新たな形態の開催でもってふるダビをリニューアルもしくは代替するというのは、気分的にはレースの新設に食傷気味なのでどうかと考えています。なので、ネブトクワガタさんがおっしゃるようにふるダビを日程的に優遇して記念との差異化を図るというのはありかと思います。

 
 わたしが考えているのは今あるコンテンツを活かす方法です。ふるダビという形式は廃止して、G1および他のG2を開催する場以外は記念を開催します。それに加えてレインボーカップファイナルを、ふるダビ並みとまではいかなくてもGWの大垣記念くらい*1の場外展開で年2回、ふるダビクラスの場が開催できるようにします。日程はGIさんのおっしゃるようになるべく週末や祝日がらみで。レインボーカップファイナルはA級戦とはいえレベルは高いですし、S級特進が掛かっているために下手なS級戦よりよっぽど白熱のレースが展開され、また、義理人情大好きの競輪客にも好評です。そしてなにより賞金コストが安い。また、レインボーカップファーストステージ・セカンドステージとの太い連続性もありますから、副次的効果として、ファイナルステージを大イベントとして定着させることで、ふるダビ以上に存廃が一部で取り沙汰されているヒラ開催の梃入れにならないかなとも思うのです。


 うまいオチが思いつかなかったのですが、今考えているのはそんなとこです。

  
 

  

*1:記念で70億売れるくらい