ノリと村上では、ハイペースにはなっても叩き合いにはならないと思っていた


 今日は車券を払戻に競輪場に寄ったついでに10Rと11Rだけ松戸記念に参戦しました。


 10Rは加藤が前に出たところを石毛がカマシて鈴誠が切れ、加藤がハマって恵まれるご都合主義車券でした、加藤が逃げて伏見の捲りを上田学が張ったところを手島弟が躊躇無くイン突きの大惨事でした。元がご都合主義車券なので悔いもないしこういうレースは笑うたほうが得。特に昨日といい今日といい乞食な組み立ての伏見さんに笑うた。


 11Rは大雑把に言えば佐々木ノリと村上の2分戦だったわけですが、先行選手としてのキャリアとテクニックでノリを上回る村上が最終バック取って加藤頭という単純な見立て。その代わりヒモはズブズブ萩原や兵藤の空捲りに乗る木村、切り替え切り替え突っ込む加倉など捻りを加えました。


 しかし、余裕の前受けに出た村上を赤板前に叩いたノリがそのまま先行。打鐘前に村上も巻き返しに出ましたがノリの横までで精一杯。最終バック、番手から外を踏んで先頭に立った加藤に続いたのは加倉で、こりゃ出来たと思ったらズブズブとやられて加倉-兵藤-加藤でした。あああ。打鐘で萩原操が千切れたのが痛かったなあ。


 村上はノリをちょっと舐めすぎたのかもしれませんね。ノリは333苦手というイメージがありますけど、村上もそう思っていたのかも。でも、今場所のノリはしっかり逃げて結果を出してました。要するに、ノリは逃げれば後掛かりで強いんだから、余計なことを考えずに333なら赤板で先頭に立てるような組み立てだけを考えて、後はズンズン踏めばいいわけです。


 さて、村上義弘という男は、先手を取ろうとして取らせてもらえなかった相手には必ずオトシマエをつけようとします。再戦がいつになるかは分かりませんが、覚えておきましょう。…と、珍しくレース回顧系エントリをお送りしました。


 最近、口座残高はどんどん減ってるんですけど、なんだかまた競輪が楽しくてしょうがなくなってきました。落車が多いという理由で*1、車券購入をボイコットしているひとたちもいてるようですが…まあ、どうでもいいか。打つ打たないの選択もばくちのうちですしね。

*1:統計的にはどうだか知らないですけど