普通に駆けたらあきません


 2年ぶりに高松本場開催でノーホーラを食らってしまいました。いや実は高松で競輪観るの2年ぶりで、ということは、前回もノーホーラだったんですけど。


 決勝戦は川島が、普通の先行選手に比べたら早い仕掛けではあるものの、時折見せる打鐘カマシではなく打鐘3角仕掛けの平凡な駆け方で、5番手小嶋にひと捲られ。小嶋番手は加倉が外から山崎を一発でどかしてキープしていたものの、差せるはずもなく。


 じいさんばかりのバックスタンドでいつもは観ているんですけど、表彰式はホームに行って観ました。外れ車券を煮詰めたようなじいさんとか絵に描いたようなガラの悪いオヤジとか目のイッちゃってるおっさんとか競輪ヲタ風青年とか稀におねえさんとか、雑多な人種が集まっていて楽しいですね。よく人に言うことなんですけど、競輪場では誰も浮かないんです。これは「世間」と「空気」が支配するこの国においては奇跡的なことだと思います。なくなっちゃだめですよ、やっぱり。