サテライト阪神に行ってきましたよ。


 日曜日、てってー師匠にご案内いただき、競輪初体験のいりこだしさんも交えてサテライト阪神に出かけました。実は師匠にお目にかかるのは西宮競輪場最後の日に生き別れて以来、4年半ぶりです。

 
 日曜ということもあり、行きのJR福知山線は研究片手に目を血走らせている乗客でいっぱい…なわけはなく、なんだかハイキング気分です。車中、いりこだしさんが、サテライト阪神を実際にレースが行われる競輪場と勘違いしていたことが発覚。土地代の安い田舎にあるのだからレース場に違いないと思い込んでいたそうで、そういわれればごもっともです。


 12時過ぎ発の三田駅からの無料バスに乗り込んだのは我々を含めて10人ほど。これは多いほうなんだそうです。バスはどんどん山の中に入ってゆきます。本場である観音寺の大野原町みたいな雰囲気です。そしてクネクネの山道を登った先にサテライトはありました。なるほど、近くがゴルフ場ばかりなのも頷ける立地です。冬は雪で道が通れなくなったりしないんでしょうか、とちょっと心配になりました。


 写真で何度も見てましたが実にきれいですっきりした施設でした。お客の入りもすっきりした感じでしたけど。先週のふるダビ時にはもっと入ってたとか。しかし、席取りせずとも楽に座って観戦できるのは、普段打っている高松場外よりずっと快適です。ゴミがひとつも落ちてないのもすごい。快適といえば喫煙ブースにも席がたくさん用意され、モニターまでついているのも喫煙者には快適でした。打つという面でも、レースの度にガイダンスコーナーから斉藤哲也さんが大モニター脇のホワイトボードに並びを表示しにきてくれたり、ブースで解説が行われたりと至れりつくせりです。


 車券のほうは、見事にノーホーラでした。8R、予想は当たっていたのに締め切られて買えなかったのが痛かった。締切1分前の1分がちゃんと1分だし、締切ブザーも鳴っている時間が短いんですね。高松場外感覚でのんびり予想していたがための失敗でした。


 ノーホーラではありましたが、こんなきれいなとこで競輪打ったのが初めてだったせいかそんなに凹むことなく帰路につこうと入り口に向かっていると、サプライズゲストのネブトさん大登場。全くの初対面で打ち合わせもしていなかったのに我々だと気が付いたそうで、さすがは競輪客の勝負勘です。いや…ネブトさんもヤラれていたそうですが。


 というわけで三田駅前で反省会&プチオフ会となり、ここでは書けない話などいろいろディープに盛り上がりました。遅くまでお付き合いいただき、皆様ありがとうございました。


 なんだか散漫なレポートになってしまいましたが、これからサテライト阪神にいらっしゃる方には、師匠がオープン直後にいらっしゃった際に詳細なレポートをアップしてくれていますので、そちらのほうを御覧になっていただければと思います(参照)。わたしの感想をもうひとこと付け加えるならば、アットホームな場外だなあということでしょうか。これは客数がほどほどであるということもありますが斉藤さん、山野さんら、元選手のスタッフの方々の尽力のおかげでしょう。特に、全くの初心者のいりこだしさんにギャグを交えながら丁寧に競輪をレクチャーしてくださった斉藤さん…というか哲ちゃんと呼ばせていただきますが、とっても感謝でした。


 大阪市内に計画されている場外ができてしまうとサテライト阪神は苦しくなるかもしれませんけど、兵庫に再び灯った競輪の火*1を消さないように、ボチボチと営業していってもらいたいと思います。食堂に三田牛のメニューとか要らないですから、ボチボチ行きましょ。

*1:と書くと焼打ちを連想しますけど