競輪事業から1億円を一般会計へ−高松市

本年度は、人員削減などでさらなる経費縮減に努める一方、収益性を重視した場外発売が徐々に定着し、主催大型レースでの場外発売の売上高が当初見込みを上回った。その結果、一般会計への繰出金一億円を確保した上で、さらに数千万円の繰越金を計上できる見込みとなった。


 今年度の高松記念は97億売りましたけど、これは6月以降では今のところ記念の全国最高売上額なんですよね。そんなこんなで、平日ヒラ売り上げ3000万弱の競輪場ですが今年も市財政のお役に立てそうです。

来年度からは、新たな収益確保策として、競輪場施設内に広告看板を設置。外国人選手が出場する国際競輪の誘致や女性専用席の新設などにも取り組み、当面は向こう三年間、毎年度一億円の繰り出しを目標に、さらなる経営改善に努める方針だ。


 この他にもオフィシャルサイトの告知によりますと駐車場の一角にある前売投票所を増築中とのこと。また、先日競輪場の裏の道を通りかかったところ*1、場内広場の道路に面した部分に「初心者専用コーナー」の建設を告げる看板がありました。「初心者専用」を厳格に適用しちゃうと閑古鳥が鳴くような気もしますが…。それはともかく、観音寺と手を切ったことで当面の危機を脱した高松は攻めに転じようとしているのかもしれません。バックスタンド観戦派といたしましては、お客が増えてバックスタンド下発売所が復活することを願っております。

*1:いや、当然中にも入りましたけど