流れ流れ辿り着いた消えて久しい村まつり


 15日のエントリで「初めての競輪」話に花が咲いておりますのでそれに触発されてちょっと書きますよ、お返事も兼ねて。


 表題は友川かずき「夢のラップもういっちょう」の一節なんですけど、わたしの初競輪の印象もちょうどこんな感じでした。初めて競輪場に足を運んだのは21才の秋でしたのでなにを偉そうにって感じですけど、JRAの競馬場に抱いていた違和感がここにはなかった。誰も飾らないし周りに合わせない。こんな自由な空間があったのかと。アジールのような感じ。祭でも、昨今のお遊戯発表会ライクな祭じゃないんですよね。そういう競輪場の空間が大好きで、これは消えてはいけないなあと思うわけです。

 
 祭といえば毎日新聞にこんな記事がありました。

ふらり各駅停車:南海本線・春木駅 熱い競輪城下町 /大阪

 競輪の話とだんじり祭の話が半々くらい。

市内では、9月から始まり翌年9月で終わる13カ月の「だんじりカレンダー」がよく売れている。

 ほんまかいなという気がしないでもないですが、こういう話は好きです。

 ファンの高齢化と売り上げ低迷で、全国47競輪の運営はどこも厳しい。そんな中、岸和田競輪は昨年度、5億円の利益を計上し、今年度はさらに上向く見込みだ。


 全日本選抜<GWの記念なんですねえ。まあ、あの全日本選抜はいっぱい宣伝費用を掛けた割りに天候不順で不発だったわけですけど。この勢いで2008年度の岸和田グランプリを実現してしまうのでしょうか。どこでやるにしてもグランプリは競輪客にとって最大のお祭。今年も来年もそのまた先も、暮れの30日は競輪を打っていたいですね。