今後の吉岡


 そういや初めてテレビの競輪中継を意識して観たのは平成3年の観音寺記念前節。吉岡が佐々木昭彦を引き連れて7番手だったか8番手だったかからものすごいスピードで捲り追い込んで優勝したのでした。実際に競輪場に足を運ぶまでにはそれから6年の月日を要したわけですから競輪をやるきっかけとはいえないのでしょうが、今でも覚えているわけですからなんらかの影響はあったのでしょう。


 一夜明けて、吉岡引退の報道は一般紙を含め各紙出てますけど、どこもだいたい同じ。ただ、中日スポーツに気になる一文がありました。

また、解説者としてのオファーがあり、引退後も“競輪の吉岡”としてファンに貢献する。 
さらばF1吉岡 レース後引退表明


 多分まだオファーの段階で、確定ではないのでしょうが、しゃべりはあんまりお上手じゃないし、現役時代の戦法からもレース展開の読みが鋭いってほうじゃないと思うので解説者というのはいかがなものか。競輪に関わるのであれば、松本整のようにときどき場内トークショーで客寄せタレントになっていただくのがよいかと。むしろトークよりもサイン会、握手会メインで。当日1万円以上車券をお買い上げの方だけに専用色紙を渡すとかね。DVD屋のAV女優来店イベントみたいな感じでやるわけです。