日本人と犯罪と法と競輪と


犯罪不安社会 誰もが「不審者」? (光文社新書)

犯罪不安社会 誰もが「不審者」? (光文社新書)

 
 昨日図書館で借りてきたこれ↑を読んでて、「大量落車が頻発している!→ルールを変えろ!」な人と「凶悪犯罪が多発している!→厳罰化しろ!」なテレビの無責任コメンテーターはパラレルに考えられるなあ…なんてことを思いついて、そこから膨らまして小話でも書くつもりだったんですけど、「バクチウチ!」トップ文1.29その2に先捲り打たれちゃいました。だいたい同じようなこと書こうと思ってたのでリンクだけ張って流れ込みを図ろうと思います(笑)。


 余談になりますが、正味の話今でも日本ほど治安のよい国は世界中探してもなかなかないわけですけど、日本人ほど意識として犯罪者への厳罰を志向している国民もなかなかないそうです。なんだかおかしな感じがしますが、そうすると、仕事したマーク選手を失格にする判定に「セーフでいいじゃないか!」と異議を唱える競輪客はオルタナティブな日本人像と言えそうです(か?)。


 あとメディアリテラシーと言えば、ワイドショー大好きで当然今の日本は犯罪社会だと信じちゃってるうちのおかんに読まそうと思ってこういうのも借りてきましたよ。↓


 ティーン向けシリーズの中の一冊なのでルビふりまくりの大活字なんですけど、このシリーズの他の本同様内容は濃いです。


 なんだかシグナルさんの文章に便乗したアサマシいエントリになっちゃいましたけど以上です。