お好きな人にはたまらない



 競輪祭決勝戦は初手の並びも山崎の抑え先行も手島の競り込みも、最終ホーム線まではほんと思ったとおりの展開でしめしめと思ってたんですけど、がっちゃんこで水の泡。まあこういうこともあります…が、一部のお好きな人にはたまらないレースになりましたね。あ、一部の人というのはYouTubeの大量落車レース動画に大喜びでコメントつける外人のことですよ(なんちゃって)。


 どうでもいい話を書きますけど…大きなレースで落車再乗したときの山田裕仁のスピードはすごいですねえ。かなり後方から浜ちゃんを一気に抜き去っていましたけど、以前もどのレースだったか忘れましたけど、たしか特別の決勝戦で落車して鎖骨かなんか折っていながら前を走る再乗組をどんどこ捲ってたのを見ました。1周競走で全員スタートラインにレーサーごと寝っころがっている状態でスタートするレースなんてのがあったらみてみたいですねえ。きっと山田さんがぶっちぎるでしょう。


 今回の競輪祭公営競技トークセッションや吉岡引退式など様々なイベントが展開されていましたけど、感心したのは決勝戦のテレビ中継にちょっと映っていた、バンク内で行われていたピストフレームの即売会。以前、こういうことを書きましたけど(参照)、特に都市圏の競輪場でどんどんイベントとして取り入れていってもらいたいと思います。今ピストに乗っている人達というのは情報感度に優れた人達です。そういう人達に競輪の魅力を知ってもらい、それを発信してもらうことができれば、これまでの競輪のマイナスイメージが一気に逆転することも夢ではありませんよいやまじで。