ズブズブ禁止の戒め


 久しぶり*1に競輪打ちましたよ。奈良記念。333大好き。わたしは競輪客として奈良生まれの西宮育ちですからね。でも、奈良を打つときは普段のスタイルを少し修正して掛からねばなりません。


 いつもは狙いのレースでズブズブを本線にすることが多いです。これは、ズブズブ狙い撃ちこそが競輪客として最も美しいスジ獲りのスタイルと考えているからです。先行が3着ならなお美しい。ラインの芸術と申しますか、先頭がしっかり逃げ、番手は必要なら仕事をしつつ3番手にいる味方のコースにも配慮し、3番手はこれに応えてしっかり差し込む。これを獲れたときの喜びは、そのライン三者と喜びを共有することにもなり、ひとしおです。


 しかし奈良は333でも直線が短いほうで、ズブズブは出ないんですねえ。ズブズブは333の荒れるパターンですけど、奈良では荒れるときはズブズブより中抜け。これを肝に銘じて打たなければなりません。先行の早駆けが予想されるレースでも、ズブズブよりは別線の捲り。直線短いですけど捲りの差し目は決まります。


 これだけ分かってて、なんで打ち始めの5R三連単獲っただけで7R以降全部外すんでしょうか。しかもたいてい展開は読めてるのにねえ。途中大幅に略しますが最終11R、稲垣の先行は明白ですが、333だけに、後ろに世界平和のために他力本願で闘う偽善者のGPチャンプを背負った伏見が世界平(ryに取ってもらったカマシポジションの真ん中から引いてカマシ。もがき合えば観音寺で強かったコダシンの捲り一発の狙いでした。展開バッチリだったんですけど、稲垣番手の大井が世界(ryを張ったことで伏見ラインの番手以下が一瞬下がってき、捲りのタイミングを逸する不運。伏見の掛かりが良かったのでそれがなくても捲れてたかどうかは微妙ですが。


 でも明日も打ちますよ。二次予選は、逃げイチばかりのAよりBのほうが面白そうですね。

*1:2,3日空いただけですけど久しぶり