日本選手権競輪決勝戦


 予想に入る前にちょっとだけお知らせとお願いがあります。このブログのタイトル下、バナーが並んでいるところに「競輪アワー」のバナーも加えました。これをクリックすると競輪ダラ見チャンネル「競輪アワー」に繋がるわけです。そこでこのブログをご覧の競輪客及び競輪関係者の皆様にちょっとお願いです。是非とも競輪アワーをクリックして動画を楽しんでください。アクセスが増えるとこのチャンネルのRimoユーザーチャンネル内での順位が上がり、非競輪客の皆様に競輪動画に触れてもらう機会が増えます。ひょっとしたらその中から競輪客になってくれる人も出るかもしれません。新規客が増えれば競輪の寿命が延びるだけでなく、オッヅがヌルくなって、腕に覚えのある既存競輪客の皆様にはおいしいことうけあいです。やらしいお願いですが、なにとぞひとつ。心配なさらずとも、このチャンネルをクリックしたところでわたしには一銭も入りません(笑)。あと、動画はビッグレースを中心に今後も随時追加する予定です。


 さていよいよダービーもあとは最終日を残すのみとなりましたよ。わたしゃ今日は今場所初の全ヤラレを食らい、昨日までの貯金を一気に食いつぶしてマイナスに突入。明日は本当に正念場です。今日のレースで印象に残ったのはなんといっても準決勝10R。動画はここに貼り付けてもよかったんですけど、「競輪アワー」に追加しましたので上のバナーからどうぞ。


 当初の自力3車が意地をぶつけ合った結果、ラインが崩れ、言うなればKEIRIN的レースになってしまったんですけど迫力はありました。このレースに対してKEIRIN派が(今のところ)賞賛の声を上げていないのはおかしいですねえ。あ、KEIRIN派の人は大量落車のあったレースしか映像をチェックしないんでしたっけ?競輪原理主義者の中には「こんなの競輪じゃねえよ!」と嘆く向きもひょっとしたらあるかもしれません。そういう方がいれば、ちょっと発想を変えてみましょう。競輪のほうがKEIRINよりルールがゆるい以上、KEIRIN的レースが発生する可能性は常にあります。逆のケースはないとは言いませんけど難しいでしょう。特に激しいブロックなどが行われる「これぞ競輪!」みたいなレースはKEIRINでは無理です。要するに、競輪はKEIRINをも包含する上位概念なのです。競輪は懐が深いのです。なんちゃって。


 というわけで本題の決勝戦予想ですよ、前置きが長かったですが。並びは競輪メルマガによりますとこうです。

村上義弘加藤慎平小野俊之小倉竜二有坂直樹
渡邉晴智
平原康多−兵藤一也−稲村成浩


 「一番弱い」と自分で言っている村上が後ろ攻めから先行するんでしょう。前受けから引いてカマシのかたちだと、引いてる最中にゾロゾロと切り替えられちゃいますからね。問題は単騎の晴智が村上後位に競りこむかどうか。晴智の競りはアウトから踏み出しで決めちゃうスタイルですけど、村上がダッシュ型ではないですし慎平も出脚があるのでベタ競りになる恐れ。特別の優勝戦でベタ競りすれば両者ともに要らなくなります。当然平原は捲りで迫りますけど村上は後ろを競らせての先行が上手い。平原の捲りは、その時点で番手が単独ならば取り切ったほうが仕事。小野は当然インを突きます。すかさず番手が締めれば小倉の踏むコースが生まれる可能性も。平原にすんなり捲られたらそれはそれであっぱれということで、村上の先行力を信じて買います。


 村上=小野・小倉
 小野-小倉・兵藤